「DX学校」は、株式会社ディグナが2020年6月に立ち上げた全国約350万社の中小企業のIT導入、デジタル化、DX推進、地域貢献のための教育プログラムです。
これは「ITゼロ」の中小企業がIT導入の勘所を理解できるようになる「IT導入士」を養成するもので、従業員全員がメリットを感じられる社内コミュニケーションの改善やテレワークの導入を実際に行いながら、DXに向けた体制が中小企業にできるようにするものです。札幌市で採用された初級プログラムでは、まったくデジタルの導入されていない企業がGoogle Workspaceのメールやチャットやウェブ会議などの機能を利用して、テレワークを可能にする過程を学びます。またこの中で自社に適合したIT技術の選び方や社内への普及のさせ方も合わせて学びます。
授業はインターネットを利用して、事前に録画されたeラーニングの受講の他、週に一度、担任制の授業を行うものです。担任は、「IT導入士」の上級資格「IT導入診断士」を取得した講師が行います。
DX学校は、札幌市の他2021年9月現在全国20か所に設置されています。